■ 2014年5月19日に西武鉄道は、本年度の鉄道事業設備投資計画を発表しました。設備投資総額は192億円で、前年度の181億円から11億円増です。
2014年度 鉄道事業設備投資計画(西武鉄道2014-05-19)
■ 今年度の目玉は池袋駅改修で、地下1 階および地上1 階を全面的にリニューアルする工事に着手(詳細未定)とのこと。「全面的リニューアル」という表記には、かなりの意気込みを感じます。
● 地下1階は、先日閉鎖されたフードコーナー部分を利用した駅ナカ的な改修かなと思います。あそこの部分は池袋線の表玄関であり顔となりうる場所であるにもかかわらず、ちょっとがっかりスペースでしたので、大いにリニューアルしてイメチェンしていただきたいものです。
地上階は、今年度建て替え工事を始める西武南口の旧本社ビルや、再始動した東西デッキ構想を見据えた整備になるのでしょうかね。詳細決定が楽しみです。
● 最近、池袋界隈は住みたい街ランキングで急上昇するなど人気が出ているようですが、今回の改修により街の魅力を高めるとともに、池袋起点の池袋線の沿線価値も向上できれば、これはうれしいことです。
池袋旧本社ビル建替え計画における基本方針について(西武ホールディングス2012-07-25)
13年度中に基礎調査/池袋駅東西連絡通路が再始動/豊島区(建設通信新聞2013-11-15)
● 今回の計画では、所沢駅に関連する発表はありませんでしたので、閉鎖されたままの旧南口改札の空間は、相変わらずのようです。東西何れかの本屋さんを拡張するなりしてはいかがかと素人的には思うのですがどうでしょう。今後に期待です。
➡ 所沢の開発計画まとめ(年度別)
所沢:ところメモ miyamaezaka.jp