平成28年1月30日付け日本経済新聞は、西武ホールディングスが行う所沢駅の開発について報じています。
西武ホールディングスからの公式発表はまだのようですが、かなりみどころがある内容です。以下気になるポイントを三点見てみましょう。
(1) 商業施設の規模は?
商業施設の規模は、ざっくり新所沢パルコと同程度とかなり大規模になるようです。
店舗面積は1万8500平方メートルとのことです。かつての丸井からみれば3割増位の規模になります。
テナント数は、120を予定しているとのことですが、所沢西武や商店街と相互補完できるようなお店だとよいですね。
また、東口のみの開発に留まらず駅上部の利用も計画に入っているようです。
(2) 開業の時期は?
二点目は、18年春に駅ビルの一部を先行開業し、20年夏に残りを開業すること。
当初計画では20年目途ということのみでしたので、部分的であるにせよ開発が前倒しされることになりました。近隣のまちで行われる再開発でいうと、国分寺の再開発とほぼ同じ時期に並ぶことになります。
→西武HD、所沢駅ビルに最大300億円 沿線人口底上げ
(3)開発にあわせて所沢駅に新しい改札口や通路が設置
所沢駅は再整備で見違えるようにきれいになりましたが、改札口が統合されたことで外からホームまでの動線が一部長くなったところがあります。
今回の計画は、これら動線が少しでも短くなるものであれば、商業施設へのアクセス向上と住民の利便性向上で一石二鳥でよいのですがどうなるでしょう。
正式な発表が楽しみですね。
➡ 所沢の再開発計画まとめ(年度別)
所沢:ところメモ miyamaezaka.jp