西武鉄道、所沢駅へのホームドア設置を発表

 平成29年2月3日(金曜)、西武鉄道株式会社は新たに所沢駅を含む5駅にホームドアを整備することを発表しました。

 導入駅は、所沢駅に加え、練馬駅、西武新宿駅、高田馬場駅、国分寺駅で、2020 年度を目途とし整備する計画となっています。

 国土交通省が平成23年8月に定めた基準では、 一日の乗降客数が10万人以上の駅に「ホームドア」または「内方線付きJIS規格点状ブロック」の 整備を優先して速やかに実施することとされています。今回の西武鉄道の導入駅もこの基準に沿ったものとなっています。

 なお、導入が発表された5駅の2015年度状況客数は、
 ・練馬駅 125,478人
 ・西武新宿駅 175,357人
 ・高田馬場駅 295,872人
 ・国分寺駅 118,392人
 ・所沢駅 97,662人

となっており、実は所沢駅のみ10万人未満です。所沢駅への設置は、駅東口および西口の再開発などによる乗降客の増加と街の発展を見据えた決定といえそうです。

 所沢駅は現在、ラッシュ時のホームがかなり窮屈になっています。ホームドア設置で、駅が安全に利用できるようになることは大変うれしいですね。

➡ 西武鉄道の主要な6駅にホームドアを整備します(西武鉄道)
➡ 駅別乗降人員(西武鉄道)
➡ ホームドアの整備促進等に関する検討会(中間とりまとめ)(国土交通省)