所沢駅西口マンション計画、旧丸井所沢店隣地で15階建(三菱地所レジデンス)

1 所沢駅西口至近のマンション計画

■ ここ数年の間のマンション計画の中で、所沢駅西口に最も近い大手ディベロッパーによるマンション計画が明らかになりました。

 計画地は旧丸井の隣地で、三菱東京UFJ銀行の仮店舗用地として一時利用された後、ここ10年程は駐車場となっていた場所です。

2 開発の規模

□ 地番 所沢市日吉町180-1他
□ 主要用途 共同住宅
□ 開発面積 1578平米
□ 建築面積 636平米
□ 延べ面積 7340平米
□ 住戸数 86戸
□ 階数 地上15階 地下0階
□ 高さ 46米
□ 工期予定 平成26年11月~平成28年10月31日
□ 開発事業者 三菱地所レジデンス

■ 主要用途共同住宅ということは、店舗整備の計画はないのでしょうかね。駅近のまとまった土地なので、せめて一階部分を商業施設にすれば賑わい創出にもつながると思うのですが。ただ、駐車場のままや遊技場になるよりは良。

■ 敷地計画は不明ですが、南面は旧丸井の建物壁面が敷地いっぱいまでせまっているので、低層階のプランニングは工夫が要りそう。販売時期や規模は所沢市寿町でコスモスイニシアが計画しているマンションと重なりますので、競争による各計画のブラッシュアップ効果があるかもしれません。

3 都市計画道路との関係は?

 ところで、ファルマン通り交差点から西武百貨店裏までは現行道路の大規模な拡幅が都市計画決定されています。今回建設予定地も一定部分が拡幅予定地とかぶります。この部分を都市計画道路が事業化されるまでの間、どのようなかたちで暫定利用していくのかも気になるところです。

 販売時の見た目のよさを優先して、居住者向けの公園状緑地利用とする方法も考えられますが、遅かれ早かれ道路となる場所なので、あらかじめ将来を見据えて公道状用地として街路樹並木のような緑化整備を行えば誠実な整備計画といえるのではないでしょうか。

所沢の開発計画まとめ(年度別)

所沢:ところメモ miyamaezaka.jp